2010年12月31日金曜日

大晦日に大雪

 今日は、今年最後の日ですが、日直でした。
 朝、妻と一緒に車で家を出たころから、雪が降ってきていましたが、「どうせ京都のことだ、降ってもすぐに溶けるだろう」と甘く考えていました。
 日直は外来担当だったのですが、「これだけ寒いとあんまり患者さんも来ないよね」と思っていました。
 どうも今年最大の寒波が来ているようで、雪は止む様子もなく、溶ける様子もなく、みるみるうちに積もっていきました。
 患者さんは、数は少なかったものの、重症患者さんが多く、救急車も何台も来て、何人も入院になりました。
 車で帰った妻は、積もった雪で渋滞になった道路を、普段の5倍の時間をかけて、ようやく家にたどり着きました。
 私は、地下鉄で帰ったのでスムーズでしたが、帰りに頼まれて「そば」を買いに入ったスーパーが、歳末売り切り大セールをしていて、しかも夕方のタイムセールにぶつかったので、(そばは安かったのですが=一玉20円!)レジの長蛇の列に並ぶはめになって30分ほど捕まりました。
 夜は、年越しそばを食べました。

 今年一年、いろんなことがありましたが、終わってみると、あっという間だったような気がします。
 一年間、ありがとうございました。
 来年も、よろしくお願い申し上げます。

2010年12月30日木曜日

寒中水泳?

 今日は、年末休暇で、犬の散歩に行きました。
 とても寒かったのですが、犬たちは川の中に飛び込んで遊んでいました。
 どろどろになったので、帰ってからシャワーにしました。

2010年12月21日火曜日

いつもの火曜日

 自転車を飛ばして出勤。
 朝8時からERカンファレンス。脳出血で他院搬送の患者さんから始まった当直だったそうですが、昨夜は、病棟が満床で、救急受け入れがストップしていたこともあり、その後はさほど患者さんは多くなかったとのこと。
 午前は、往診。年末に近くなってきて、ショートステイなども入ったりして、普段より件数が少なかったので、割と早く終了。
 午後は、研修医の救急振り返りカンファレンス。
 その後、病棟へ行き、夜は会議がありました。

2010年12月19日日曜日

しばらくぶりにたくさんブログをアップしました。

 今月に入って、バタバタしたり体調を崩したりしていたせいで、ブログが更新できていませんでした。
 この間、何人かの方から、「900km達成で止まっているね」などとお声をかけていただいたりしていたので、昨日と今日で滞っていたブログの更新を一気に行いました。
 「やっぱり師走というだけあって、いろいろ忙しいんだわ」というと、息子が「はんなりしていなかったんやな」とつぶやきました。
 う〜ん、そうだったのか。やっぱりはんなりしないといけませんね。

2010年12月18日土曜日

外人講師と研修管理委員会とSP研究会の忘年会

 今日は、午前中、外人講師のレクチャーがありました。スライドで症例を提示していただき、鑑別診断を進めていきました。
 午後は、研修管理委員会。今年第3回目の研修管理委員会で、前回以降の研修医の研修到達を評価しました。
 それから一度家に帰って、夜はSP研究会の望年会に行きました。
 SPさんも、最近は当院の研修医および看護師、看護学生の実習と引っ張りだこであちこちで模擬患者をしているので、今日は一年間の労を労いながら、楽しく歓談をしました。
 また、来年も宜しくお願いしま〜す。

2010年12月16日木曜日

全職種参加研修医症例検討会


 午後、恒例の全職種参加研修医症例検討会が開催されました。
 これは、1年目研修医が自分の担当した患者さんを、他職種と共同で発表するもので、患者さんに対して、チームとしてどう関わったのかを振り返ることができます。
 「病院嫌いの30年」「チーム医療」「疾患の鑑別・退院調整ともに困難だった症例」「在宅復帰を目指した患者さんの一例」と題して、それぞれの発表があり、患者さんとのかかわりを自らの研修医としての成長と重ねて発表したものもありました。
 チームとしての総合的な力、社会的状況や患者背景をつかむことの重要性などがよくわかる検討会でした。
 研修医にとっても、他の職種の方にとっても、学びの多い会だったと思います。
 

2010年12月15日水曜日

内科抄読会 高齢者の転倒予防とVitD

 今日は、内科抄読会の担当にあたっていたので、「高齢者の転倒予防とビタミンDの関係」についての文献を紹介しました。
 ビタミンDは、単に骨を強くして骨折を予防するだけではなく、筋力の強化、筋反応スピードの改善、姿勢反射の改善など、筋神経系への作用により、転倒そのものを予防するというエビデンスが蓄積されてきつつあるそうです。
 安価かつ容易な介入なので、有効なものであれば、是非導入したいものです。高齢の入院患者さんを対象にした臨床研究のテーマにしてみるのも良いかもしれません。

2010年12月14日火曜日

Printing for iPad

 最近お気に入りのiPad applicationです。
 iOS4に搭載されたAir Print は、HPのプリンターでしかプリントできませんが、このPrinting for iPadを使えば、PDF書類や一部の文書はネットワークプリンターで印刷できます。
 瞬時にネットワークプリンターに繋がるので、ちょっと感動ものです。
 iPadでプリントにお困りの方は、是非一度試してみて下さい。

2010年12月13日月曜日

看護学校の講義

 今日は、朝、リハビリ前回診をして、患者さんの家族と面談をして、看護学校の講義に行きました。
 看護学校では、国家試験のための補講で、国試の過去問題を解説しましたが、「不適切」と思われる問題もあり、「多分・・・だと思いますよ」などと説明していたら、後の感想で「多分・・は、やめて下さい」と書かれてしまいました。
 曖昧にしておくと不安が残りますからね、ちょっと反省。

 午後は、京都府立医大を訪問し、夕方病院に戻りました。

2010年12月12日日曜日

結婚おめでとうございます!

 やっと、風邪も治り、今日は、同僚の結婚式に出席しました。
  新郎の人柄が良くでた、和やかな結婚式でした。
 
 新婚旅行は1週間、パリに行くそうです。
 しっかり楽しんできて下さい!

2010年12月9日木曜日

風邪をひきました・・・

 昨日の夜診で、風邪の患者さんがウイルスを運んできたためか、今朝から熱があり、病院を休みました。
 医者が体をこわしていては、話になりませんね。
 とりあえず、早く体調を戻さなければ・・・

2010年12月7日火曜日

冬景色

 今日は朝から、空が曇って、寒い風が吹いて、「ふゆ~」って感じです。
 京都の冬は底冷えがして、寒いんですよね。
 そろそろ、風邪がはやってきそうな感じです。

2010年12月6日月曜日

喫茶「茶の間」の やみつきカレー

 今日は、当直明けで、昼過ぎに仕事を終えて病院を出ました。
 以前担当していた患者さんの奥さんが喫茶店をされていて、そこのカレーが辛くて美味しいと評判だそうなので、食べに行きました。

 御所の西側にある喫茶店「茶の間」は、レトロな感じの建物で、表にはカレーの「カ」の字も書かれていないので、最初は「ここでいいの?」と迷いましたが、聞いてみると結構インターネットや雑誌などで取り上げられていて、お目当てに来られる方も多いとか。普段は近くの府庁や府警などから来られるお客さんが多いので、昼はとても混雑するそうです。
 カレーは、奥さんのお母様がスリランカからの留学生から色々と聞いて、スパイスを工夫されて作られたそうで、いまも、20種類以上のスパイスをミルで挽いてカレーに入れているそうです。
 味は、最初の一口は少し甘目のナツメグの味が口に広がりますが、その後徐々に辛さが残ってくる味です。
 辛さは、普通、チョッ辛、大辛の三種類があり、大辛は、食べると髪の毛の根元から汗が噴き出てきます。
 この味は、ちょっとやみつきになりますよ。

2010年12月5日日曜日

日曜日に当直

 今日は、日曜日でお休みでしたが、17時から当直にあたっていました。
 そんなに救急車も来なかったのですが、ちょこちょこと呼ばれて、あまり眠れませんでした。
 この年で当直をすると、1週間ほど疲れを引きずるんですよね~。
 あ~しんど・・・

2010年12月4日土曜日

内科地方会


 内科学会の地方会が、神戸であり、初期研修医のE君が尾状核出血の症例を発表したので、応援に行ってきました。
 午前のセッションで、やや聴衆はまばらでしたが、結構落ち着いて発表していました。
 質問にも堂々と答えて、初めての発表を終了しました。
 E君、ご苦労様でした!

2010年12月1日水曜日

健康づくりDiary

 
 健康キャンペーンが終了し、結局、自転車走行距離は938kmでした。
 キャンペーンは終了しましたが、やっぱり体を動かすと気持ちがよいので、もうしばらく、自転車通勤は続けてみようと思います。
 

2010年11月26日金曜日

自転車900km走破達成!

 健康キャンペーンで9月から挑戦している「自転車900km」。毎日、汗をかきながら自転車通勤をして、本日、ついに900kmを走破しました!
 自転車通勤をするようになって、変わったことは、太腿が太くなりズボンがきつくなったことと、少しお腹の脂肪が減ったことでしょうか。
 筋肉の量が増えたので、体重は思ったほど減らず、あわせて挑戦していた「スリム5kg」はどうも不達成で終わりそうです。
 

2010年11月23日火曜日

休日だが、日直

 今日は勤労感謝の日ですが、日直でした。
 研修医が一緒に入って、結構ERの対応をしてくれたので、おかげで介護保険の主治医意見書や入院証明書などの書類の処理が進みました。
 夕方近くには病棟で急変があり、研修医も含めて3人の医師で対応して無事自己心拍が再開してHCUへ転棟した一幕もありました。
 ふ〜っ・・・

2010年11月21日日曜日

プライマリケア連合学会近畿地方会

 今日は、朝から、妻の自動車免許の更新のために羽束師にある運転免許試験場へ行きました。
 その後、加古川までJRで行き、プライマリケア連合学会近畿地方会に参加しました。
 昼に、理事会代議員会があり、学会合同の動きなどを聞くことも出来ました。
 2/5に京都で予定している、後期研修医ポートフォリオ発表会の宣伝もしてきました。

2010年11月20日土曜日

MacBook Airが来ました!

 我が家にMacBook Airが来ました!
 先週の日曜日(11/14)にOnlineで注文。メモリを4GBに拡張したので、3営業日で出荷とのことでした。そして、水曜日(11/17)に出荷した、とメールが届き、首を長くして待っていましたが、なかなか届かない。メールを良く見てみると、出荷は「上海」からの出荷のことで、日本について、国内配送されるのに3日かかり、今日やっと我が家に届いたのでした。
 箱を開けると、すぐに使える状態でした。
 外付けDVDドライブとのplug & playも順調で、早速 iWorksとMS Office for Macをインストールしました。
(ちなみに、このMacBook Airは、妻が、あまりに動きの遅くなったLet's noteに腹を立てて、買い換えたもので、私の道楽で買い足したものではありません)

三回忌

 妻の父が亡くなって、丸2年になります。
 今日は、三回忌のお参りがあり、お寺に行きました。
 少し寒かったけど、良い天気で、良い供養ができました。

2010年11月18日木曜日

コミュニケーションOSCE



 今日は、コミュニケーションOSCEを行いました。
 SP(模擬患者)さんに入っていただいて「禁煙勧告」「がんの告知」「剖検の依頼」の3つのstationを行ったのと、シミュレーターを使った内頸静脈からの中心静脈カテーテル挿入のstationを行いました。
 SPさんは、みなさん迫真の演技で、「がんの告知」では、研修医までがもらい泣きしそうになる場面もありました。
 2時間あまりのOSCEでしたが、研修医も指導医も楽しく勉強になる時間でした。
 

2010年11月17日水曜日

上腸間膜動脈血栓症

 ERカンファレンスからの症例です。
 嘔吐と腹痛を主訴に来院された、80代の男性。
 基礎疾患にAfがあります。
 最近、前立腺炎から腹痛をきたして治療を受けた経過があり、最初は泌尿器科に受診されましたが、どうも前立腺ではなさそうとのことで内科へ紹介。
 左上腹部に圧痛と反跳痛を認め、腹部CTを撮ったところ、上腸間膜動脈の血栓がくっきり!その還流領域の腸管の拡張と浮腫、造影不良も認められました。
 他院へ転送となりましたが、迅速な対応ができて、胸をなでおろした症例でした。

2010年11月16日火曜日

研修医レクチャー

 夕方、コミュニケーション技法について、研修医対象のレクチャーをしました。
 これは、明後日の「コミュニケーションOSCE」の事前学習を兼ねています。

 内容は、
・傾聴、共感、感情への対応
・NURSアプローチのLEARNモデル
・行動変容
・がんの告知 (P-SPIKES)
・患者中心の医療の方法
 でした。

 頭で「わかった」ことと、からだで「できる」事の間には大きな違いがありますが、果たして、明後日のOSCEでは、どうなりますか、楽しみです。

紫式部

 今日は、朝からERカンファレンス。
 午前中、往診に行きました。
 往診先で、見事な紫の花をつけた紫式部を見られたので、写真に取りました。
 往診に行くと、患者さんの生活背景が垣間見られて、楽しいですね。
 慢性単球性白血病の患者さんは、「ここ数日しんどいんです」と珍しくベッドに寝たままで居るので、血液検査をしたら貧血が著明に進行していて、入院で輸血をするように手配しました。
 手軽に色々検査ができないのも往診の特徴なので、どんな検査が必要かも悩みながら行っています。それも往診の醍醐味ですね。

2010年11月15日月曜日

Tap test

 朝、早出で8時に出勤。
 午前中、正常圧水頭症疑いの患者さんのTap test (髄液を30ml程排液して、臨床症状が良くなるかどうかを見るテスト)を研修医のS君にやってもらいました。
 スムーズに刺入できて、30分ほどかけて髄液を排液しました。
 長時間同じ姿勢で検査をしなければいけなかったのですが、S君は粘り強く頑張って、無事検査を終了しました。
 長時間同じ姿勢で耐えていただいた患者さんの協力があったからこそなのは言うまでもありません。

2010年11月14日日曜日

iPhone/iPad アプリケーション

  今日は、iPhone/iPad の面白いアプリケーションをゲットしたので紹介します。
 ひとつは、DisplayPad。これは、Mac PCで見ている画面をiPadで見られるようにしたり、iPadを2つ目のディスプレイにしたりできるものです。これを使えば、片方で資料を見ながら、もう一方で資料を作成するなどということや、映像などを2つのモニターで同時に見ることが出来るようになります。
 もうひとつは、CoBrowserで、これは、iPhone で見ているインターネットサイトをBluetooth経由でiPadで見られるものです。iPadの側からもタッチパネルで操作できるところがすごい。これは、まるで、tetheringですね。リンク先に飛ぶときに一回一回iPhone側でOKの確認を出さないといけませんが、WiFi環境にないところでiPadを使いたい時には重宝しそうです。

2010年11月13日土曜日

市民公開講座


 今日午後、睡眠時無呼吸の市民公開講座がありました。
 私も、睡眠と不眠症について、15分ほど話をさせていただきました。
 市民の方が70名ほど集まっていただいて、公演終了後も質問がたくさん出て、時間が延長するほどの盛況ぶりでした。

2010年11月12日金曜日

アスベスト画像検討会

 今日は、午前中、リハビリ前回診と病棟回診をして、昼に指導医上級医会議。
 午後は、明日の市民公開講座の準備と書類の処理をして、夕方、胸部CTカンファレンス。
 今日の胸部CTカンファレンスは、主にアスベスト関連疾患の画像検討会になりました。
 3例のケースをそれぞれ1時間くらいずつかけて、じっくりと検討していきます。
 アスベスト肺に特徴的なプラークの初期像と言えるのかどうか、微妙なケースが続き、読影と検討に力が入ります。
 結局、家に帰ったのは21時くらいでした。

2010年11月10日水曜日

秋が深まってきています

 朝、自転車に乗って走っていると、秋の深まりを感じます。
 気温も下がってきていて、家を出るときは肌寒くなってきていますが、それでも病院に着く頃には汗だくになっています。
 今日は、午前病棟当番をして、午後は、看護学生さんに患者さんの病態説明をし、患者家族との面談が2件あり、そのあと、夜診に行きました。
 夜も結構冷え込んできていますが、それでもやっぱり家に着く頃には汗だくになっています。

2010年11月7日日曜日

プライマリケア連合学会 秋季生涯教育セミナー

 昨日と今日、プライマリケア連合学会の秋季生涯教育セミナーが大阪で開催されました。
 家庭医療学会とプライマリケア学会、総合診療学会が合同して初めての秋季生涯教育セミナーで、昨年の何倍もの申し込みがあり、初日の教育講演には、申し込み開始初日に申し込んだ人しか参加できなかったという「いわくつき?」のセミナーでした。
 2日目の今日は、午前中、指導医養成WSに参加し、午後はストレスマネジメントのWSの司会をさせていただきました。

2010年11月5日金曜日

剖検がありました。

 今日は、朝から、受け持ちの患者さんの容態が悪化し、昼前にお亡くなりになりました。
 ご家族が到着するのを待って、病状の経過を説明し、剖検をお願いしました。
 剖検は、お亡くなりになった患者さんの真の病態を解明するのにとても重要な方法です。
 生前の診断が正しかったのかどうか、治療内容やケアの方法が良かったのかどうか、振り返ることができる貴重な機会なのです。
 ご家族からは、快く承諾していただき、夕方から剖検になったため、GIMカンファレンスには行けませんでしたが、貴重な経験をさせていただきました。

2010年11月1日月曜日

特別養護老人ホームを訪問しました。

 今日は、お休みを取りました。
 外来でずっと診ていた患者さんを、特別養護老人ホームに訪問しました。
 94歳になってまで、独居を貫いていた方でしたが、だんだんと独居生活がしんどくなってきたので(心臓の身体障害1級に認定されています)特別養護老人ホームを紹介したのでした。
 それでも、自分の自由にできる独居生活と山の上にある特養の生活にギャップを感じられているようで、いろいろ考えさせられることもありました。
 また、時間を作って顔を見に行こうと思います。

2010年10月30日土曜日

臨床研修交流会第2日目

 臨床研修交流会の2日目は、9時から優秀演題の発表などがあり、10時から寺沢秀一先生の記念講演がありました。
 地域医療再生のキーワードとして、1. Clinician Educator、2. 総合力重視の医師養成、3. チーム主治医制、4. 臨床教育場の拡大、5. 臨床教育姿勢、をあげて、講演されました。
 内容は具体的な提言も豊富な、リアルなもので、非常に勉強になりました。
 講演後、寺沢先生と少し話をする機会がありましたが、寺沢先生も福井に移動されてからは、とても苦労する時代があり、ここまで来るのに20年近くかかっているということですから、これも力づけられる話でした。

15000人を突破しました。

 訪問者数が15000人を突破しました。
 訪問していただいている方には感謝です。
 これからもよろしくお願いします。

2010年10月29日金曜日

臨床研修交流会


 今日と明日、大阪で全日本民医連と医療福祉生協連共催の第9回臨床研修交流会が行われます。
 午前中は病院の勤務でしたが、受け持ちの患者さんの病状が悪化したため、病棟移動したり、中心静脈ラインを取ったりとバタバタしていて、昼に病院を出られず、結局会場に着いたのは夕方でした。
 ポスター発表があり、私も発表しましたが、多くの病院から様々な取り組みが発表されており、とても勉強になりました。

2010年10月28日木曜日

学術運動交流集会

 今日は、京都民医連の学術運動交流集会が京都教育文化センターで行われました。
 私は、夕方のシンポジウムのコーディネーター兼演者を任されていて、14時に打ち合わせの予定でしたが、午後の病棟当番の医師が、午前の外来が長引いて遅れたため、新入院の患者さんの対応をせざるを得なくなり、打ち合わせに間に合いませんでした。
 幸運にも、会場に到着してすぐにもう一人のコーディネーターであるT医師に出会えて、簡単に打ち合わせができました。
 発表は、司会をしながら舞台上を走って演者もして、という慌ただしいものでしたが、なんとか無事にシンポジウムは終了しました。高齢社会に突入しつつある中、来年度、大きな構造転換が行われようとしている全体像が、共有されたのではないかと思います。

2010年10月27日水曜日

Office : mac

 Amazonで注文していたOffice : mac が届きました。
 iWork だけでも良いかな、と思っていましたが、やはりWord文書やPowerPointプレゼンテーションが世の中には多いので、一応入れておくことにしました。
 ちょっと使っただけですが、今回のOfficeは、速いです!
 起動も、動作も、結構キビキビとして、ストレスが少ない感じです。
 ちょっとmicrosoftを見直しました。

2010年10月25日月曜日

虫垂炎穿孔

 70代の女性。脳梗塞のため、回復期リハビリ病棟に入院中でした。
 2週間ほど前から右下腹部痛があり、腹部CTで虫垂の腫大を指摘されていましたが、その時点では急性虫垂炎の所見は認められず、経過観察となっていました。
 今朝、突然の高熱と右下腹部痛の増悪があり、緊急でCTを施行したところ、さらに腫大した虫垂と周囲の炎症波及が認められました。
 幸い、外科が速やかに対応していただき、緊急手術となりました。
 手術所見は虫垂炎の穿孔でしたが、得意な症状の経過を説明する何かが見つかるのかどうか?

2010年10月23日土曜日

臨床研究フェローシップ ファシリテーター養成ワークショップ

 今日と明日の両日は、京都大学医学部で、臨床研究フェローシップのファシリテーター養成ワークショップがあります。
 リサーチクエスチョンの作り方、研究デザイン、について、シナリオを元にグループワークをして、発表するものです。
 シナリオは、「救急当直をした研修医が家族からクレームを受けて落ち込み、休職したいと言ってきました。今年に入って休職を申し出た医師は2人目なので、救急の体制が悪いのか指導法が悪いのか、他に原因があるのか、臨床研究することにした」というものです。
 私たちのグループは、医師と歯科医師4名のグループでしたが、結構盛り上がって議論ができ、PI(E)COを作成して、2つの研究デザインを作成しました。
 結構いろんな題材が研究テーマになるのだと実感しました。
 (実施可能かどうかはまた別物ですが)

2010年10月22日金曜日

Apple?

 40代の女性。
 12日前に急に39℃の発熱があり、関節の痛みがあった。咳などはなかった。翌日、子供の運動会があり、市販薬(パブロン)を服用して参加した。その後、数日は関節痛や背中の痛みが強かった。昨日から、上肢と下肢に皮疹が出現してきたため、受診した。関節痛が悪化しており、特に膝が痛い。
 ここで、ある疾患を考えましたが、一応、皮膚科にも受診していただきました。
 皮膚科でも同様の判断で、伝染性紅斑と診断しました。
 伝染性紅斑は、子供では「りんご病」として知られ、頬に紅斑が出現しますが、成人では、関節痛や関節炎が前面に現れます。ヒトパルボウイルスB19による感染で、抗体検査で確定診断されます。
 成人の関節炎の鑑別診断としては、重要な疾患です。


2010年10月21日木曜日

Apple!


  AppleのSteve Jobsが新製品のプレゼンテーションをしました。
 Back to the Macと題されたイベントで、次期MacOSとともに、最後にプレゼンテーションされたのは、新型のMacBook Air でした。
 これ、欲し〜

2010年10月20日水曜日

水曜日は夜診があります。

 朝、ERカンファレンス。昨日は救急1st対応デビューのA医師が当直でした。
 結局3人しか当直帯に来院されなかったようですが、A医師は緊張のあまり眠れなかったとのこと。気持ちはわかります。
 午前は、病棟当番。
 昼に、Y医師による初期研修医のためのレクチャーがありました。きょうのテーマは「頭痛」でした。
 その後、銀行へ振り込みに行き、ついでにPin de Bleuにパンを買いに行きました。
 15時から、家族面談があり、16時からは夜診です。
 今日はなぜか、夜診が盛況(?)で、たくさん患者さんが来ました。
 風邪の患者さんや喘息発作の患者さんが多く来られました。
 一人、肺炎で入院になった方もおられました。
 結局、夜診が終わったのが21時30分で、計5時間半も外来をやっていた勘定です。
 さすがに、疲れました〜

2010年10月19日火曜日

あ〜忙しかった

 朝、ERカンファレンス。
 ミーティングの後、午前は往診。
 8件ほどの予定が臨時往診が入って、結局終わったのが13時30分。
 それから、研修医の救急振り返りカンファレンスがあり、15時過ぎから病棟の回診に行きました。
 17時くらいに医局に引き上げ、それから、打ち合わせの会議があって、帰宅しました。
 今日は、昼ごはんも食べられないくらい忙しかった〜!

2010年10月18日月曜日

iPhone4が来ました。

 iPhone4が来ました。それまで使っていたiPhone3Gがあまりに遅いので、業を煮やして注文しました。1週間後に届く予定が、1週間立たずに到着したので、嬉しい限りです。
 新しい器械(おもちゃ?)は、サクサク動くし、快適です。
 旧機種からのデーター移行もスムーズに行きました。
 これから使い込んでやろうと意気込んでいます。

2010年10月17日日曜日

慢性期医療認定講座第2回

 土曜日と日曜日、2日間にわたって慢性期医療認定講座の2回目がありました。
 朝、6時過ぎに家を出て、8時30分の伊丹発新千歳空港行きの飛行機に乗り、札幌へ行きました。
 12時50分から19時まで缶詰で講義があり、翌日も9時から16時までみっちりと講義がありました。
 終了後、札幌駅から新千歳空港に向かい、18時の伊丹行きに乗り込み、家に着いたのは22時でした。
 土産を買う時間もない強行軍でしたが、移動の時間に東野圭吾の小説を4冊読みました。(「卒業」「嘘をもうひとつだけ」「どちらかが彼女を殺した」「虹を操る少年」)

2010年10月14日木曜日

今日は疲れた

 朝、いつものように自転車で出発。
 大分涼しくなったとはいえ、病院に着く頃には玉の汗がボタボタです。
 今日はERカンファレンスがなかったので、医局でシャワーを浴びました。
 午前は、会議の打ち合わせをして、研修医のM医師の患者回診。
 心雑音を聞いたり、治療方針を検討したり。
 その後、自分の担当患者さんの指示出しをしたり回診をしました。
 昼は、パンを買いに行き、その後、13時から院外で会議。
 会議終了後、自転車で病院に戻り、15:30から内科医局会議。
 その会議が終わった後、17:30から臨床研修部の会議。
 それから、家に帰り、鍋をつくって食べました。
 あー疲れた。

2010年10月9日土曜日

外部講師のレクチャーと京都家庭医療学センター会議

 今日は、外部講師のレクチャーとベッドサイドティーチング。
 1例目は、左視床出血後で左小細胞肺癌を指摘されている70歳の往診患者さん。主訴は右上下肢の疼痛。
 上下肢の疼痛の鑑別診断を進めながら、ディスカッションし、ベッドサイドで診察をしました。身体所見では、Terry's nail, Beau's line, cardiac systolic murmur (apex), S3, Hoffmann's sign, scratch法によるliver edgeなどを診ました。
 その後、complex regional pain syndrome についてのレクチャーがありました。
 2例目は、生来健康な左官屋さんの白血球減少症でした。
 WBC=1900(好中球=240)を健診で指摘され、全身倦怠感が増強してきたため、入院されました。
 薬剤やサプリメント、漢方薬などの常用はありません。
 結核を含む感染症の検査も異常なく、骨髄生検では、骨髄低形成を認めますが、異型や悪性細胞は認めません。染色体検査も異常なし。
 ディスカッションでは、白血球減少を来す疾患の鑑別を挙げ、検討しましたが、診断にいたるまでは行きませんでした。
 患者さんは、結局、G-CSF投与に反応して好中球が増えるので、経過観察となり退院したのでした。
 経過を見ていく中で、徐々に疾患が明らかになっていくかもしれません。

 その後、京都家庭医療学センターの skype 会議があり、その後帰宅しました。
 今週も疲れた〜
 

2010年10月8日金曜日

鴨鍋

 今日は、帰って、鴨鍋を作りました。
 市販の鴨鍋セットがあるので、それに白菜とネギと豆腐を加えてグツグツしただけのものなのですが、隠し味に白ワインを入れるとコクが出て味が引き立ちます。
 (今日は少し入れすぎて息子に怒られましたが)

 一度試してみてください。

2010年10月7日木曜日

救急総合内科カンファレンス


 夕方、救急総合内科カンファレンスを行ないました。
 T医師が症例提示してくれました。
 20歳女性。左側腹部〜背部痛を主訴に夜間救急車で搬入。尿路結石を疑ったが、尿はきれいで腹部エコーで水腎症もなし。妊娠反応も陰性。ブスコパンで症状が改善したため、一旦帰宅していただいたが、下腹部痛が強くなり、2時間後に再度救急車で来院。
 腹部CTでは、下腹部に膀胱と子宮を圧迫する石灰化部分を含む腫瘤が認められます。
 婦人科対診で卵巣奇形腫の軸捻転の疑いで、入院、手術となりました。幸い、捻転は軽度で卵巣を温存して摘出できたそうです。
 いや〜、勉強になった!

2010年10月6日水曜日

Pocket Medicine 4th ed

 やっと、Pocket Medicine の第4版が届きました。
 全面改訂、との謳い文句どおり項目が増えており、図や顕微鏡写真なども増えています。
 第2版の翻訳をさせて頂いたので、ぜひ、この版の翻訳もしたいですね〜

2010年10月5日火曜日

往診


 今日から、診療所の往診に行くことになりました。
 後期研修医のO医師が小児科研修に入ったので、その後釜です。
 久しぶりに行く往診は楽しかったです。天気も良かったし。

 昼は、最近贔屓にしている常磐のパン屋さん Pin de bleu まで自転車を飛ばして、パンを買いに行きました。ここはすべてのパンが105円で、作りたてで美味しいのです。かつサンドにはまっているのですが、問題はいつもあるとは限らないこと。すぐに売り切れてしまうのです。病院から約2kmほどの距離ですが、チャリンコを飛ばして約6分で到着します。つい食べ過ぎて食後眠くなるのが困りものです。

 夕方、来年秋に開設予定の新病棟のチーム会議がありました。
 開設は1年後ですが、いろいろと準備することがあるんですね。

2010年10月4日月曜日

ウエブ時代をゆく

 「ウエブ進化論」の続編です。
 グーグルを始めとしたウエブ2.0革命によってネットの向こう側で膨大な知識の整理が進んでおり、今や「学習の高速道路とその先の大渋滞」が起こっている、と説きます。
 そんな新しい時代におけるリーダーシップのあり方や、「高速道路」を降りて「けものみち」を行く「けものみち力」、インターネット下の「手ぶらの知的生産」、オープンソース時代の「新しい職業」などについて書かれています。
 

2010年10月2日土曜日

第一回KCFM家庭医療学セミナー

 今日は、第一回KCFM(京都家庭医療学センター)家庭医療学セミナーが当院で開催されました。
 これは、医学生、研修医、他職種を対象に、家庭医療学のコアを学んでいこうという企画で、以前から構想はありましたが、今回やっと実現したものです。
 内容は、
① 京都家庭医療学センターの施設紹介と後期研修プログラムの説明
② 誰でもどこでも誰にでも使える、知って得するコミュニケーション技法
③ あなたも患者も満足できる秘技法!?患者中心の医療技法
でした。
 コミュニケーションはロールプレイを行い、患者中心の医療技法ではスモールグループディスカッションで盛り上がりました。
 終了後、懇親会も行ない、参加された医学生さんと遅くまで話をしました。
 充実した一日でしたが、結構疲れた・・・