2010年7月30日金曜日

朝から発熱

 昨日から、何となく体の調子がおかしいな、と思っていましたが、今朝はなんと、38℃の熱がありました。
 それでも、午前中は、夏休みの医師の代診で往診に入っていたので、休むのは困難と思い、出勤。
 くらくらしながら往診をして、午後は休みを取ろうと思っていたのですが、病院に戻ったらそのまま指導医上級医会議をして、病棟を少し回って実習にこられている医学生さんと面談をしたら、やっぱり夕方になってしましました。
 今日は、GIMカンファレンスがあったのですが、お休みしました。
 明日もお休みをとっているので、一日休むつもりです。
 ふ〜

2010年7月29日木曜日

面談ラッシュ

 午前中、研修医回診。今週で、研修チームが交替になるので、今日がこのメンバーでの最後のチーム回診でした。
 午後は、4月から新しくこられた医師の面談をして、学生さんの面談をして、患者家族の面談をして、と 面談ラッシュでした。

2010年7月28日水曜日

今日の夜診は1.5人分

 今日は、午前中に2件家族面談があり、昼は医局のランチョンレクチャー。
 夕方、16時から夜診が始まりましたが、急性心筋梗塞の入院があり、緊急PCI(カテーテル治療)のため、循環器の予約外来がストップし、私の外来に流れ込んできたので、患者数が急増しました。
 循環器の患者さんは薬処方がメインだったとはいえ、いろいろとお話を聞くことも多く、1.5人分は十分働かせていただきました!

2010年7月26日月曜日

新患カンファと初期研修委員会と学生さんの実習


  朝、「論理的診察の技術」の輪読会。
 午前中は、学生さんへの研修説明をして、リハビリ前回診をして、研修医回診をして、昼は新患カンファレンス。
 午後は、救急当番で、イレウスや虚血性大腸炎の入院があり、夕方、初期研修委員会。
 初期研修委員会では、3ヶ月チェックリストを受けて、未到達項目の再確認をしました。
 その後、実習に来られた学生さんといろいろ話をして、帰りました。

2010年7月24日土曜日

外部講師のカンファレンスと落雷停電


 午前中、外部講師によるケースカンファレンス。
 初期研修医のM君が症例提示しました。
 89歳女性、脳血管障害後で施設入所中の方の嘔吐、めまい、喀痰増加で入院しました。
 カンファレンスでは、めまいの鑑別、嘔吐の鑑別を検討し、ベッドサイドでのティーチングが行われました。
 午後は、私は病棟当番だったのですが、家庭医療学センターのskype会議も同時平行で行われて、会議にでながら時々病棟に呼ばれる状態でした。
 夕方、突然、雷が鳴り出し、大きな雷鳴があったと思った途端、停電! 
 向かいの小学校の電線に落雷したようで、電線は黒煙をあげてぶっちぎれたようでした。
 その後、ものすごい豪雨になり、それをかいくぐって人工呼吸器などの医療機器が正常に動いているかどうか、確認に行ったり、事務管理者と連絡をとったりして、一時は院内も騒然とした雰囲気になりました。
 幸い、医療機器は補助電源で正常に動いており、停電も短時間で復旧し、一時使えなくなっていた電子カルテもほどなく使用可能となり、雨があがった1時間後くらいには、ほとんど平常通りに戻っていました。
 とんだ土曜の午後でした。

訪問者数が12000人を超えました!

 訪問していただいて、ありがとうございます。
 なんとか継続していきたいと思っています。
 お時間があれば、コメントなどもよろしくお願いします。

2010年7月23日金曜日

安心して住み続けられるまちづくり


 今日は、学生さんが実習に来ていて、午前中一緒に回診をしたりしました。
 昼は、上級医指導医会議。先週行われた研修管理委員会で出された3ヶ月チェックリストを元に、それぞれの研修医の到達度と未達成項目について検討し、これからの研修の重点を確認しました。
 夕方は、滋賀の膳所診療所の佐々木先生をお招きして、「安心して住み続けられるまちづくり」と題して医局講演会がありました。佐々木先生は、昨年、家庭医療学の専門研修として外部施設に出向していたので、その経験も踏まえて、在宅医療を中心にお話し頂きました。

2010年7月22日木曜日

COPD急性増悪と思ったら・・・


 

70代の男性。
 COPDで在宅酸素療法(HOT)をしています。
 朝、トイレに行ったあとから呼吸困難が強くなり、訪問看護師が訪ねるとSpO2が80代に低下して動けなくなっていたため、救急搬入されました。
 COPD急性増悪と考えて、ステロイドと抗生剤と気管支拡張薬を投与して、呼吸困難は改善したかに見えましたが、胸部レントゲンを撮ると左の気胸?CTでは、気腫化した肺が確かに気胸を起こしていました。
 気胸は、COPDにはありがちなことで、時として胸部レントゲンでは見にくいことがあるので、注意が必要です。

2010年7月21日水曜日

きょうもいちにち・・・

 朝、内科抄読会がありましたが、途中でEMコールがかかり、病棟へ走りました。
 午前、研修医と共に呼吸不全の患者さんの回診をし、その後自分の受け持ち患者さんの家族との面談。
 昼は、恒例の新入カンファレンス。
 今日は、80歳女性、アルツハイマー病があり、施設入所中であったが、夕食をむせ、その後痰が増えてSpO2が低下したため救急搬入され、入院となった方です。
 誤嚥性肺炎は高齢者にはとてもcommon な病気ですが、呼吸不全かどうかの評価や抗生剤を使用するか否かとか、内服薬は継続するのか一旦中止するのか、経口摂取をいつ開始するか、入院中のADL低下をどう防ぐか、など様々な観点を同時並行的に進めないといけないので、なかなかに気が抜けません。
 16時から夜診に入り、今日はたくさん新患患者さんをみました。

2010年7月19日月曜日

休日出勤

 今日は、休日ですが、朝から出勤です。
 午前中、外来当番でしたが、結構切れ目なく患者さんが来院し、救急車も数台来て、入院も数人ありました。
 午後は、病棟当番で、夕方、亡くなりそうな患者さんがありましたが、なんとか時間内は心拍が保たれていたので、あとは当直医にお任せして帰りました。

2010年7月18日日曜日

門前茶屋



 今日は、久しぶりにお休みの日曜日。
 妻の診療所に通院している患者さんが切り盛りしている門前茶屋に、家族で昼食を食べに行ってきました。
 鞍馬を越えて、花背をずーっと北に向かって30分ほど車で走ると、大悲山 峰定寺(ぶじょうじ)があります。ここは、古くから修験者の修業の場だったそうですが、12世紀に寺が建立されました。
 12時頃に門前茶屋に到着し、峰定寺を散策。建立されて800年以上経っているという本堂を拝観。杖を借りて、急な石段を登って行くと、断崖にせり出した舞台造りの本堂が現れます。
 周囲を山に囲まれた本堂にのぼり、少し汗ばんで下山してくると、門前茶屋で昼食の用意ができていました。部屋の横を流れる川を見ながら昼食をいただきます。
 最初の一品目から、子供たちは大喜びで、次々出てくる料理を堪能しながら、鮎の塩焼きが山盛りで出てくると最高潮に達しました。
 ゆっくりとした時間を過ごして、満足感いっぱいで夕方家につきました。
 

2010年7月15日木曜日

詰まっている!

 朝のERカンファレンス。
 施設から発熱で紹介された80代の男性。
 誤嚥性肺炎などの既往があります。
 血液検査では、白血球が17000、SIRSの基準を満たします。
 身体所見では、肺音はクリアで、腹部の圧痛やMurphy's sign も陰性で、CVA叩打痛もありません。
 炎症のフォーカスが不明でしたが、緊急で行われたCTでは、総胆管内に結石の嵌頓が疑われました。
 うーん、CTの威力は大きい!

2010年7月14日水曜日

黒色便?

 昼、新患カンファレンス。
 75歳の女性。嘔吐と黒色便を主訴に入院になりました。
 消化管出血が疑われましたが、緊急上部消化管内視鏡で、異常なく、入院後行われた大腸ファイバーでも異常ありませんでした。
 入院後の血液検査でも貧血なく、本当に消化管出血?
 見直してみると、便潜血は行われていませんでした。(指示は出ていたが、入院時以来排便がなかったとのこと)
 入院の対応したのは誰だ?と見直してみると、実は、私が対応したのでした。
 診療所から緊急内視鏡の指示で来院し、消化器医の判断で入院になっており、その時他の患者対応で忙しかった私が入院のオーダーのみしていて、詳しく診ていなかったのでした。
 ちょっと反省。

2010年7月11日日曜日

学生さんとの面談と夏期セミナーリハーサル

 今日は、午前中、家庭医療に興味のある学生さんとの面談がありました。
 卒業後の進路について、いろいろと考えておられるようで、初期研修についても説明をしたり、疑問に答えたりしました。
 その後、学生さんにも参加していただいて、8月の夏期セミナーで行う予定のWSのリハーサルを行ないました。
 学生さんのフレッシュな意見もいただいて、もう少しブラッシュアップして、本番に望みたいと思います。

2010年7月10日土曜日

外部研修報告集会


 朝、8時からERカンファレンスをした後、午前中は病棟業務。
 午後は、「第6回 外部研修の成果を学び、明日の医療を語る全医師集会」(外部研修報告集会)なるものがあり、参加しました。
 私たちの病院には、「専門研修制度」があり、(全国の民医連の院所には同様の制度があります)これは、後期研修修了後の医師が一定勤務した後、より専門的な分野の研修をするために国内外の施設へ1〜3年程度研修に行ける制度で、研修期間の給与については当院が負担するかわりに、しっかり勉強して帰任していただき、研修の成果を全体の医療レベルアップに還元していただくというものです。
 今日は、循環器分野での専門研修(主に心臓カテーテル検査)と腫瘍内科分野での専門研修(主に外来化学療法)の報告と後期研修のN医師の小児科と救急医療の外部研修の報告がありました。
 私もシンポジウムの一環で発表しました。
 集会自体はそれぞれの発表の内容が濃く、シンポジウムするまで至らなかったのはやや残念でしたが、その後の懇親会も含めて、いろいろと話をする機会があり、有意義な一日でした。

2010年7月7日水曜日

新患カンファレンス

 今朝は、ERカンファレンスがなかったので、ちょっとゆっくりと出勤。
 午前中、研修医と一緒に人工呼吸管理を受けている患者さんの診察と今後の方針についての相談。
 昼は、新患カンファレンス。
 80代の男性で、COPDがあり、ここ数ヶ月ほど、咳・痰が増悪していた方が、39℃の発熱で来院。前日に、齲歯の治療も受けていたとのこと。
 発熱の鑑別を進めながら、病歴、身体所見、検査所見を検討していきます。
 胸部レントゲンでははっきりしなかったのですが、胸部CTでは、多発性に陰影を認めました。
 肺炎による症状にしては、呼吸困難の増悪もないとのこと。心内膜炎からのseptic emboli?
 入院し、必要な検体を提出して、抗生剤治療を進めていたところ、喀痰からGafky2号!
 個室管理とし、PCRの結果を待つこととしました。(結局、PCR陽性で、肺結核の診断となりました)

 午後は、入院患者さんを担当する看護学生さんへの病態説明のあと、会議があり、16時から夜診に行きました。

2010年7月6日火曜日

看護学校の講義

 朝、ERカンファレンス。

 午前はそのままER当番。

 午後は、看護学校の講義がありました。
 なぜか、眼科の講義をさせられていて、今日は偽眼科医になって、講義をしてきました。

 でも、結構評判は良かったのですよ。

2010年7月5日月曜日

松原名誉院長の講演と後期研修医振り返り


 朝、「論理的診療の技術」の輪読会。

 午前、研修医の回診。
 昼に新患カンファレンス。

 午後は、救急外来当番でした。

 夕方、当院の名誉院長の松原為和先生が、当院の前身である右京病院が診療所であった頃からの50年を振り返る講演会が院内で行われました。
 患者さん、職員あわせて、沢山の人が聴きに来ていました。

 その後、家庭医療後期研修医のO医師の振り返りをしました。この間の行事や研修の振り返りと今年の後半の研修をどうするかなどの話をしていたら、ついつい時間が過ぎてしまい、輪読会は次回まわしになりました。

2010年7月4日日曜日

レジナビ

 今日は、大阪で医学生、初期研修医対象の研修説明会がありました。
 8時過ぎに京都を出て、10時から16時まで、昼食時間をとった以外はほとんど学生さんに研修の説明をしていました。
 興味を示してくれた学生さんもたくさんいて、説明のしがいがありました。
 
 家に帰ったら、疲れがどーっとでました。

2010年7月3日土曜日

臨床研究フェローシップ アドバンス講義

 今日は、生憎の雨でしたが、臨床研究フェローシップのアドバンス講義が京都大学であり、行って来ました。
 診断を評価する研究デザイン
 統計Q&A
 メタ・アナリシス
 修了生による学会発表のブラッシュアップ
などの内容で、午後いっぱいみっちりと講義がありました。

 でも、統計は何度聞いても難しいですね。

2010年7月2日金曜日

健診で経鼻内視鏡


 今日は、午前中、健診を受けました。
 診療所に健診センターがあり、そこで、視力、聴力、身長体重、血液検査、経鼻内視鏡、尿検査、心電図、胸部レントゲンの検査を受け、最後に診察と結果説明がありました。
 経鼻内視鏡は、鼻が少し痛かったですが、経口に比べると格段に楽でしたね。胃内は軽い くし状発赤がありました。15年ほど前にヘリコバクターの除菌はしたはずですが、再検査したほうが良いかも?
 健診は、午前中いっぱいかかりましたが、その日に結果もわかり、満足度は高かったです。

 昼、指導医上級医会議。
 午後は、病棟業務で、研修医の担当患者さんも一緒に回りました。
 夕方、CPCがあり、夜は京都GIMカンファレンスに参加しました。
 21時過ぎに帰ってきて、ちょっと疲れが残っているかな〜と思いながら、性懲りも無くW杯 ブラジルvsオランダを見てしまいました。

2010年7月1日木曜日

呼吸不全の患者さんと面談ラッシュ


 朝、いつものようにERカンファレンス。
 90代の殆ど医療機関にかかったことのない女性。数カ月前から徐々に下腿の浮腫が出現して、ADLが低下。呼吸困難も増強して動けなくなったため、救急搬入。
 心不全が疑われ、入院となりましたが、動脈血ガス分析では、高炭酸ガス血症と呼吸性アシドーシスが認められました。
 研修医のS君が担当となり、午前中、一緒に回診。入院後、利尿剤で尿はよく出ていましたが、高炭酸ガス血症が改善せず、BiPAPが施行されました。しかしその後もpCO2が90くらいを推移し、アシドーシスも悪化傾向を認めたため、午後、気管内挿管になりましたが、極度の円背のため、通常の経口挿管が難しく、気管支ファイバーガイドでの挿管が必要でした。
 その対応と並行して、12:30と16:00と16:30に別の患者さんの家族面談がありました。
 17時から、救急総合内科カンファレンス。
 18時からは、外部講師の心不全診療に関するレクチャー。
 その後、21時まで会議があり、帰宅したのは22時をまわっていました。